●T.KATOのクワガタ講座●
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-6/28 17:46
羽化報告
うれしいことがあったので報告に来ました。神田久留米×加藤佐賀の一番大きかった幼虫が蛹化、羽化して黒く固まったように見えたので、取り出して体長を計ってみることにしました。菌糸ビンの比較的上のほうに作ってあった巨大な蛹室を暴いてそっと取り出し手のひらに…
…スマトラヒラタ??大げさでなくそんな第一感想。ノギスを当てると、やっちゃいました85ミリ…!
2年前、GSP血統には少し限界を感じて「私の寿命中に85ミリは生まれてくれるんでしょうか」なんて書いたんですが、出ましたね、85ミリ。とてもきれいに羽化してくれましたし、何より、体幅がすごい。とにかくバランスよくデカイです。
思えば、この血統は神田さんの種親あってのことですよね。いろんな雑誌で記事とか書いて、東京のむし社にホペコン審査員で呼ばれるようになって、そこでオオクワ対談企画があって、そのときに意気投合してからのお付き合いですけど、名古屋と浜松、わりと近いこともあって遊びに行かせてもらいました。そのときの帰り際、大量の浜松餃子と一緒に手渡してくれたのが、神田久留米血統K5。うちの佐賀産53ミリ♀との相性が抜群だったようで、一世代でこの85ミリを筆頭にたくさんの超大型が出現してくれました。GSPもそうでしたけど、自分ひとりではこんな感激を味わうことはできなかったはずで、個人的にみえる昆虫飼育なんて趣味も、人とのつながりで結果を出せて、いいもんだなぁと思います。
さて、血統名をどうしましょう。普通ならKSPとしたいところなんですが、GSPのSPって、佐賀産だけど正式には佐賀SP系統で、坂上・阿高×森・上神代なんですよね。(Gはご存知のように井上さんのグレート血統)今回の親♀は私が昔からこだわって純系を守ってきた佐賀市阿高の重戦車血統。そこで、区別するために、そして最近産地名とコードが組み合わさって命名されてる例が多いようなんで、久留米と佐賀で筑後川流域の筑紫平野から、「筑紫KS」と呼ぶことにしました。
この同腹同士のインライン次世代はとても期待がもてると思います。あと2ミリ、ギネスも再び夢じゃなくなってきたかなぁ。
今期の総合的な羽化結果はまた改めて報告に来ます。
(トップページの t.kato@c-onepoint.comアドレスはまだ生きています。質問がありましたらどうぞ)
-6/15 16:17
こんにちは
半年ぶりですね。今年の結果はまだ出ていないんですが、徒然を書いてみました。
浜松の神田さんの新居を訪問させてもらいました。温度管理ができる立派なクワ部屋にびっくりです。そしてついに出てしまった86オーバーを繁々と見つめさせてもらいました。本当にこの人はすごい。この血統もすごい。やっぱり、何事も熱意なんでしょうね。
あと、東京でむし社のオオクワ美形コンテストの審査員もやってきました。今回からホペイと日本産同時開催ですから面白かったです。日本産は過去10年のグランドチャンピオン大会もやるそうです。読者投票でね。ま、私とすれば年に一回のこの場は、神様藤田宏さんや、小島さん、粕谷さん、森田さんらと話をするのが楽しみで行ってるようなもんです。
クワたちは今蛹の最中。メスや早いオスは羽化が始まっています。神田久留米×加藤佐賀はよい結果で羽化してきそうですね。神田久留米の血が入ると30gいかなくても80オーバーしてくるのがすごいです。前々回書いたように、遠い良血統同士を掛け合わせてよい結果が出た場合、その同腹同士を次に掛けるとさらにすごい個体が出現します。これは私の30年間の飼育経験から間違いないです。佐賀市産×神埼郡産もそうでしたし、例のGSPもそうです。神田さんと深夜まで語り合ったときにも、その話は出てきました。ということは2年後に期待ですね。
んー次は羽化報告ができそうかな。そうそう、最近アクアリウム熱も再燃してきて、定番ディスカスはもちろん、流行のレッドビーシュリンプや、コリドラス(30種くらいいます)、淡水フグ、懐かしいところではバラタナゴ、マナマズ(でっかくなりすぎ)、フクドジョウ、そして金魚と水槽が増えています。オオクワガタに比べてブリードの結果が出るのが早いっていうのは魅力。こっちのブログもやりたいなぁ(笑)
-12/30 13:16
2010末
今年ももう終わりということで書き込みしてみました。
飼育に関しては1回目の交換を終えたところで、1月中旬に次を予定しているので、まだ書くべきことはありません。神田久留米と加藤佐賀の掛け合わせ血統は良い結果を出せそうです。ただ、この時期にあまり体重が乗っちゃうと、蛹化前にぶよぶよの肥満になって、羽化不全が怖いかなぁ、と…
藤田宏さんの世界のクワガタ大図鑑が12月20日に発行されました。これはすごい本ですよ。御大が今までの経験、成果をすべて形にした間違いなく世界一の図鑑です。ぜひ入手してください。日本産オオクワガタのプレートの中で、中部地方代表として私が岐阜羽島で採集した個体を使ってくれています。F2ですけどね。そういえばものすごく前に、藤田さんに直接手渡した記憶があります。信用して図示してくれたんだなぁとうれしく思いました。また、謝辞の中で私の名前も入れてくれています。後世に残るであろう大図鑑に自分の名前がフルネームで載っているなんて、多大なる感謝とともに、クワガタやっててよかったなぁと改めて思いました。
今年の羽化個体のうち、来年の種親候補からははずした何ペアかワンポイントに行ってます。佐賀産はすぐ売れちゃったみたいですけど、GSPで80mmペアもいます。種親候補から外れたといっても、私の毎年の種親は5ペアくらいですから、それに次ぐいい個体たちです。メスは50mm前後あります。年末年始セールで安く売るって店長言ってましたから、春からのブリードを考えてる人は、ぜひどうぞ。
では来年もよろしくお願いします。良いお年を。
-11/6 12:19
ども
1年ぶりの更新となってしまいました。書き込みのパスワードを失念してたもんだから、申し訳ないです。
さて、1年の総括を、と思うんですが、体長競争に関しては皆さんご存知の通り世間では86ミリなんてのも出てるようで、少しばかり興味を失ってます…ウチのオオクワガタもいろいろやったんですが、今年は83を少し超えたオスは出たんですが、やっぱりこの辺が限界かな、と。80オーバーはGSP血統ならまぁまぁ出てます。この血統のよいところは、皆さん温度管理や菌糸ビンの種類にものすごく気を使って飼育して80ミリ出してるのに、割とずぼらな飼育でも大きくなること。といっても夏場の冷房はさすがに必要ですけどね。虫のため、というよりキノコの菌糸のためですけど。元となった佐賀産は気難しかったので、やはり井上さんのグレートの血がよかったんだと思います。
それで、今年はちょっと反則気味ですけど、昨年秋に遊びに行った浜松の神田さんからいただいた例の前ギネス久留米血統を掛けあわせに使ってみました。結果も出ていないので、どういう組み合わせにしたのかは内緒ですけど、1回目の交換の段階ではとてもよい結果が出ています。今までの経験では遠い良血統同士の掛け合わせは、F1である程度の結果が出たら、その中で一番大きいオスとメスを掛けると突然巨大なのが出ることがあります。ということは結果は3年後か…先は長い。
神田さんはご自身のHPの日記の中で「KUWATA80ミリ講座を食い入るように見ながら飼育を研究してきた」などと書いてくれてまして、若い世代ががんばってますね(とオジンくさいことを言ってみる)
今は地域ごとの生態の差にとても興味を持って研究しています。といっても、昨年粕谷さんと一緒に捕った新潟のメスはなぜか産卵してくれませんでした。大阪のMさんから譲っていただいた井上さんの旬太郎最後のメスも産卵してくれませんでした。さっき書いたようにGSPの飼育があまりに簡単なもんですから、基本を忘れてる部分もあるのかなぁ、と。最高の産卵セットをしてやったつもりなんですけどね、まだまだです。
-7/28 09:57
今期の報告
お久しぶりです。2009年の羽化報告に来ました。
今年の国産オオクワは、前回書いたように同じGSPでもGやSPと掛け戻しをしたりいろいろやってみたんですが、幼虫で生育のいいのが必ずしも成虫の体長につながらなかったり、ある意味おもしろかったですね。で、基本となるGSPはある程度喜ばしい結果で、80オーバーもけっこうでました。平均で78ミリは越えるんじゃないかなぁ、ただし、85ミリはおろか、83も越えてる個体はいなかったですけどね、この辺が限界なのかなとか考えてます。
ワンポイントにはいくつか持ってってあるんで、あ、80オーバーの個体も置いときました。GSP系統は80ミリを超えても形が崩れないってことを見てもらえればと思います。
7月中旬、あのドルクスハンター粕谷さんにくっついて、新潟まで天然のオオクワガタを見に行ってきました。地元の桜井さんが大きな水銀灯のライトトラップを準備してくれていて、寒い夜だったんですが入広瀬村の某所で1000ワットと400ワットに点灯、すると1時間もしないうちにブーン、ポトっと参加者5人の目の前のアスファルトに♀が飛来!!!後羽をたたむ前に焦ってカメラで撮影しました。
その後も街灯回りで2♀、翌朝灯火の近くでシート下に隠れていた1♀を追加、手打そばや掛け流しの温泉を含めて楽しい2日間でした。獲物はもらうつもりはなかったんですが、帰り際に粕谷さんが「お好きなのをどうぞ」と言ってくれたので、最初に飛来したメスをありがたくいただきました。私は今までも自分の採集のときの個体だけはずっと累代してきましたので、この新潟産も大切にブリードしていきたいと思います。
さて、今期分の産卵セットは組みました。すでに幼虫を回収しているセットもあります。はたして私の寿命中に、85ミリは生まれてくれるんでしょうか?
-2/28 10:09
どもっ
お久しぶりです。
2月ももう終わり、そろそろ虫たちの作業に集中せねば、ということでコレ書いてます。
生育は順調といったところかなぁ、大型血統のGSPというのはご存知の通りIさんのGに佐賀SPを掛け合わせたんですが、昨年からこのGとSPをもう一度掛け合わせたりしたり、GSPにSPをかけ戻したり、いろいろな組み合わせに取り組んでいます。その中から、すごい血統が選抜できそうなんですよ。詳しくはまたの機会にしますけど、楽しみですね。
あと、私の飼育部屋に来たことある人なら知ってると思うけど、棚の中にはGSPって実は少数なんですよ。産地ごとに思い入れのある個体がズラリ。粕谷さんとかからいただいたレア産地もがんばって累代してます。こういうのは、形態的にもけっこうおもしろいんだけど、オオクワガタって個体変異の幅が多すぎて、産地ごとの形態の差は実はあまり学問的には語りにくいんですよね。ただし、長年やってると、産地ごとに生態的にかなり差があるなぁって思うことが多々あります。幼虫の成育期間とか積算温度、それに呼応して形態や大きさに差が出るとか。コレも詳しくはいつかビークワとかに書きたいんでここで書いてしまうとまずいですけどね。こういう興味が続いていく限り、オオクワガタはやめられないですね。
-10/25 23:02
秋
羽化が一通り終わって気が抜けているうちに、もう秋になってしまいました。今夏はついに採集に行けなかったなぁ…記憶に残っているのはむし社での国産オオクワのコンテストに初めて審査員で参加できたこと。若いころには神様のように思ってた人たちと肩を並べてクワガタ談義できるなんて、夢のようでした。
さて、今日、大好きなジャイアンツがCSで中日を制して日本シリーズ進出を決めたんです。今年は阪神との13ゲーム差をひっくり返すなど、大変楽しく応援できました♪
ブリードのほうはGSP、佐賀産を中心に産卵させて、今1回目の交換をしている時期です。昨年は色々あって散々だったけど、今年はまぁまぁスケジュール通りに作業できて、成育も順調のようです。だいたい23〜25gが中心なんですが、友人からはGSP1回目の交換で30gオーバーが続出、なんてメールも入って、うらやましがってる場合じゃないんですが、今年もがんばりましょう、ということで経過を細々とここで書いていきますので、またよろしくお願いします。
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